配偶者暴力支援センターとは
家庭内暴力では、あなた自身が被害を受けているケースだけでなく、子供や親など同居の家族が被害者であるケースもあります。
まず第一に「身の安全」を確保しなければなりません。
かならず助けてくれる施設がありますので相談するようにしましょう。
緊急避難施設として各自治体が配偶者暴力支援センターを設置しています。
警察や福祉事務所に相談することをお勧めします。
またはNPO法人などが運営している民間シェルターと呼ばれる避難施設があります。
一時的なものですが空室さえあればすぐ入居することができ、そこで生活保護を受けながらしばらく生活することが出来ます。
しかしあくまで3ヶ月程度を目処とした避難のための施設ですから、早期に話し合いに入るなど、時間に迫られることになります。
緊急に避難するときには、とても大事なもの、特に子供は連れて非難するようにしましょう。
基本的にはシェルターといえども先に家を出たほうが親権に関しては不利になることがあります。
子供の意思を尊重することが大事ですが、意外と環境を変える事に戸惑いDV相手の方に留まる子供も多いといいます。
(1)家を出るときに必要なもの・緊急連絡先:自分が連絡したい人のリスト。
・運転免許証、健康保険証、またはコピー。
・現金・通帳・カード類。
・実印・実印証明カード・銀行印。
・不動産に関する法的書類(抵当権決定書・賃貸契約書・土地の権利書)。
・常備薬、かかりつけ医の受診票や薬の履歴。
・裁判になるときに必要になりそうな証拠品。
・そのほか大切な思い出のものや、子供の大切なもの。
(2)暴力被害の証拠となるもの・被害状況を記した日記やメモ、手紙やメールの記録。
・被害状態を記録した写真やビデオ。
・病院の診断書、負傷状態の写真。
・壊されたものの写真や、壊されたそのもの。
・目撃者の証言、陳述書。
・警察への被害届。
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