学習机
学習机とは、ご存知の通り小学校に入学するピカピカの1年生が、買ってもらえる学習するための机です。
小学校になると、教科書などの教材が配られますし、体育着なども準備しなければなりませんから、そのような勉強道具を収納するためにも学習机は必要だといえるでしょう。
毎年、2月~4月になると家族連れで家具屋さんや、ホームセンターなどを訪れて、どの学習机にするのかを選ぶ姿が見られますが、学習机の値段も決して安いものではありませんし、今度1年生になる子供の好みもあり、また、様々な機能があったり、ちょっとしたことが気に入らなかったりと、学習机を決めるまでには、結構な気苦労があることは否めません。
とはいえ、毎年子供たちの興味をそそる様なコンセプトの学習机がお目見えしています。
メーカー側も、他のメーカーとの商戦に負けることのない様、必死に頑張っていることでしょう。
しかし、小学校1年にあがる子供が、学習机を決めるポイントは、こういっては何ですが大した事ありません。
親や祖父母や家族が、この学習机は体に悪い塗料は使ってないだろうかとか、アフターサービスはどうなっているのだろうかとか、この子が長く使えるような機能が充実しているだろうか、などと懸命に考えているのに対し、子供の方はというと、学習机について来るデスクマットのアニメのイラストが格好いいから、とかおまけの小物入れが気に入ったからとか、机の横についている取っ手のワンポイントがかわいいから、などといった大人にしてみれば、どうでもいいような基準で選ぶことが多いのです。
年齢を考えるとある意味、仕方のないことかもしれませんが、この時期に子供が気に入って買った学習机は、中学生から高校生くらいになると「ダサい」とか言い始め使わなくなることがほとんどですし、その後は母親あたりが自分の机として使う、というのがどこの家庭もお決まりのようですから、もし子供に長く学習机を使わせたいのなら説得してでも、家族が良いと判断したものを購入するべきだと思われます。
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