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赤ちゃんポスト
赤ちゃんポストとは、親が養育できない新生児を受け入れるシステム。 熊本県の医療法人・聖粒会が運営する慈恵病院が導入を発表したもの。 目的は、望まれないで生まれてきた赤ちゃんを殺害あるいは中絶から守ることにある。 ドイツでは、NPO 、キリスト教団体、病院などが設置し、2005年現在でその数は80ヵ所を超えている。 ハンブルクでは2000年の開設以来5ヵ年間に22人の赤ちゃんの命が救われている。 慈恵病院では、人目につきにくい場所にドアを儲け、摂氏36度に設定された保育器を設置し、新生児が入れられるとアラームが鳴り、医療従事者が駆けつけるという仕組みになっている。 もちろん監視カメラはつけずに、「もう一度、赤ちゃんを引き取りたいときには、信頼して、いつでも連絡してください」といった手紙を置いておく。 ポストに入れるのは生まれてから2週間以内の子どもという条件があり、新生児への命名は市長が行なうとしている。 赤ちゃんを置く人が母親とは限らず、第三者が親権者の意に反して新生児を置くこともできる。 また、一度ポストを閉めたら、病院関係者を呼ばない限りは自分からもう一度開けることはできない。 母親が名乗り出て、自ら育てるか、親権放棄して里親に引き取ってもらうかを決めてもらうのが原則。 名乗り出てくれない場合は、警察や市役所、児童相談所などと連絡を取った上で施設に引き渡す。 慈恵病院は2006年12月15日に設置申請を熊本市に提出し、2007年4月5日に熊本市はこの申請を許可して設置されたが、安倍晋三首相は同日午後の記者会見で、「匿名で赤ちゃんを置き去りにすることは許さない」「(熊本市の認可を)政府として認めることはできない」とし、塩崎恭久官房長官もまたまったく同様の慎重論を述べ、政府としては、厚生労働省を通して熊本市に認可の再検討を求める考えを示唆している。 PR |
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